float GALLERY | 販売店情報 vol.11

不定期に更新しております、RESOLUTE販売店のご紹介。
今回紹介するお店は、東京・代官山エリアにある2005年オープンのセレクトショップ「float GALLERY」。
このエリアで16年も続けているのは、もはや老舗の域です。

店を訪れると、眼を引くのはドメスティックブランド。
「16年間、シーズンごとで細かな提案は変わりますが、スタイルの傾向が大きく変化することはなかったと思います。開店当初からずっと取り扱っているブランドもありますし」と、オーナーの濱島さん。

濱島さん自身もイタリアの展示会Pitti Uomoに幾度か訪れたり、元々はインポート物が好きだったので、オープン当初はヨーロッパのブランドが中心だったようです。
「お店を始めた当初に比べるとブランドや提案するスタイルも多種多彩になり、お客様からのご要望、特にサイズ感を気にされる方が増えてきたと感じるようになってきたんです。であれば、ドメスティックブランドの方がやはり日本人に合うし、提案もしやすい。それに、ドメスティックブランドでも面白いブランドが多くなって来た時期だったので」

昨年からは人気なのはicebreakerというブランド。機能性素材を使い、アウトドアの顔もありながら、街着にも対応できるところが顧客にも人気なんだとか。
インポートブランドもセレクトしていますが、サイズ感を気にせず使っていただけるバックや小物が比較的多いそう。

比較的長く通っていただいているお客様が多いので、出しゃばり過ぎない接客を心掛けている。
「商品の品質などはもちろん拘りますが、そこは実際にお客様が着ていただいて感じていたくところですから。スタイルもお客様が着たいように着ていただければいいと思っています。私ができることは、お客様が自分では気が付いていないところを少しだけアドバイスすること。好きなものを選んでいただいた後、ご自身では選ばないけど、お似合いになりそうなものはご紹介するようにしています」

基本的には店ではリラックスしてほしいし、買い物をしなくても世間話しだけでもいいのですが「最近はそういうお客様も少なくなりました。コロナで自宅から出ないせいもあるんでしょう」

4年後には20年目を迎える。その時はどうしてますかと問うと、
「先のことは全く考えていないです。その時々の状況で進んでいけば良いかなーって感じです。アパレル以外だと、自炊するんですが、最近は野菜が高いので自分で作ろうかと思うことがある。そのうち洋服と野菜を一緒に販売しているかもしれません（笑）ジャンルを問わず、何かを通して様々な方とお話しが出来ればそれで良いですね」
なんともマイペースな濱島さんであった。

Float GALLERY

東京都渋谷区恵比寿西1-36-6
03-3780-0480
https://float-float.com